京都旅行の続き。
ホテルはとっても快適だった。きれいなお部屋にDaiはご機嫌である。しかし、洋室はちと大変である。ベッドの上でしか動けないので(下はハイハイさせなかった)、常にベッドで相手してやらなければならない。かといって和室は障子に穴を開けまくるので恐ろしい。部屋にはベビーベッドを入れてもらった。添い寝で眠ったところをベッドに移し、久々にのびのび寝る算段である。しかし、慣れない場所だからか、Daiはいつにもましてこまめに目を覚まして泣いた。何度もベッドから出して戻すのが面倒で、結局朝まで一緒に添い寝。朝はDaiがべッドから頭を下にして落下し、号泣する声がして目が覚める。ヘブンリーベッドと銘打ったホテル自慢のベッドだったが、私にはヘブンリーではなかった。。。
旅の最後は養源寺を。かねてから私が行ってみたかったお寺だ。NHKの大河ドラマかなんかの紹介で観て、一度は見てみたいと思っていた。伏見城落城の際に自害した武士たちの血の跡が残っている床板を、お寺の天井(供養のために)に使っているのである。
テレビでは、その血天井と呼ばれる天井に、黒い血の跡で人の姿や手や足の形がくっきり生々しく残っていて、「うわー、400年も前の人の形が!!」と驚いたものである。
行ってみると、ガイド(?)のお寺の人が天井に長い竿をさしながら解説してくれた。
「これが、鳥居元忠大将の最後のお姿です。」
顔を横に向けて、右足を組んで左足を伸ばして、両手で刀を縦に持っている姿が黒く残っていた。
生々しいとか気持ち悪いとはあまり思わなかった。城を守っていよいよ落城というとき300何名もの部下と一緒に自刃してしまうという当時の武士精神の凄まじさが感じられて、「これが400年前の日本人なのだなあ」と、しんとした気持ちになった。
その間、Daiは何をしていたかというと、ガイドのおばさんたちが預かってもらってくれて、左甚五郎作のウグイス張りの廊下をキューキューいわせながらハイハイしたり、俵屋宗達の絵を指さして「あった!あった!」と叫んでいたり・・・彼なりにエンジョイしていたようである。お寺の皆さんありがとう。
新幹線の前に、夫の熱烈なリクエストにより甘いものを。Daiの寝ている間にパフェ。
帰りの新幹線の中では、最初はおとなしくしていたが、最後の1時間は眠くて激しいぐずり泣きに。デッキで抱っこしたまま新横浜まで帰ってきたのであった。
京都にいけてよかった。しかも、家事しなくていいから楽ちん。家事がない分、Daiの相手もたっぷりできたからよかった。
寺めぐりは、大人ばかり楽しんで悪いかなぁと思ったが、Daiにとっても旅先の珍しい景色は面白かったようで、どこへいってもご機嫌だったのにはほっとさせられた。周りの景色に興味を持てるようになったのも成長だなぁ。
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